こんにちは、くろです。
僕が現在滞在しているトロントはご存知の通りカナダの都市ですが、メジャーリーグが観戦できちゃうんです。
トロント・ブルージェイズって?
トロント・ブルージェイズはアメリカのプロ野球リーグ、メジャーリーグベースボール(MLB)のアメリカンリーグ東地区に所属しているプロ野球チームで、2005年にモントリオール・エクスポズ(当時)がワシントンD.C.に本拠地移転をして以降、カナダでは唯一のMLB所属チームとなっています。
チーム名の由来はオンタリオ州を代表する鳥、ブルージェイ(日本名:アオカケス)によるものです。
チケットの買い方
チケットの買い方は大きく分けて3つあります。
なお値段は対戦相手や曜日によって変わります。
日本人選手の出場有無は関係なく、人気カード(ヤンキース戦など)や週末の試合ほどチケットの値段は高くなり、入手は困難になります。
スタジアムで購入
スタジアムの9ゲートと9Aゲートの間にある窓口にて前売り券や当日券の購入が可能です。
僕は当日スタジアムの窓口で買いましたが、平日の非人気カード(エンゼルス戦)なので当日でも余裕で買えました。ちなみにお値段は19ドル。
イートンセンターの公式ショップで購入。
イートンセンター内のブルージェイズ公式ショップでも購入可能です。
後述しますが、ロジャースセンターは駅から若干離れているので、わざわざスタジアムまで行くのがめんどくさい人はここで買うといいと思います。
オンラインで購入
チケットはオンラインで購入可能です。
ただしシステム利用料が別途かかるので、安い席(500レベルとか)で十分って人は窓口で買った方がいいかなって思います。
ロジャースセンターの行き方
ブルージェイズの本拠地、ロジャースセンターへはトロントのダウンタウン、CNタワーの隣に位置しています。
現地の人は1つ目のユニオン駅から歩く人が多いようですが、地下鉄2号線のBahurst駅より西側の駅が最寄りの人は3つ目の選択肢の方が空いてて個人的にはおすすめです。
Rogers Center and CN Tower #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
スタジアムの様子
チケットにはゲート番号が書いてありますが、あくまで座席に近いゲートというだけで、基本的にどのゲートからも入場可能です。
入場時のセキュリティーは日本と比べるとやや厳しめといった印象です。
ちなみにTHETA用の長い自撮り棒はゲート預かりとなったので、行かれる方はご注意ください。(ちなみにミニ3脚はスルーされました。)
スタジアム内の上下移動は全てスロープになっていました。
コンクリートむき出しの無機質な感じが僕は結構好きです。
センターの真後ろからも観戦できるのはMLBならではといったとこでしょうか。
日本は、ボールの白が観客と被ってボールが見にくくなるとかで、この位置から見る事ってできないんですよね…
試合前はどの席種のチケット持っている人でもスタンドの最前列まで行くことができます。
1塁側や3塁側の最前列で待機して、お目当の選手にサインをおねだりするのも、試合前の過ごし方としていいと思います。
コンコースの売店は、500レベルにもありますが、100レベルや200レベルの方が圧倒的に充実しています。
食事の値段は、ホットドッグ6ドルくらい〜、プーティン9ドルくらい、ソフトドリンク3ドルくらい〜、ビール5ドルくらい〜って感じだったので、日本と同じく外で買うよりは少し高い程度といった感じでした。
メジャーリーグ観戦と言えばホットドック。
アメリカ(MLBの本場は一応アメリカ)のホットドックと言えばジャンボサイズ。
ちなみにこのでかいホットドックは11.50ドル 汗
まあ普段は節約してる訳だし、たまには贅沢しないとね。
お店によってトッピングの種類に差はあれど、乗せ放題のなのは嬉しい限り 笑
ちなみに360度写真だとこんな感じ。
Rogers Center Blue Jays vs Angels #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
試合の様子
今回僕が見に行ったのは、大谷翔平選手が所属するエンゼルス戦。
注目の大谷翔平選手は3番DH(指名打者)で先発。
日本のプロ野球だとスタメン発表は試合開始の1時間前とかですが、この試合のスタメン発表は試合開始数分前でした。
試合開始前はアメリカとカナダ両国の国歌斉唱。
日本のプロ野球ではない光景です。
ベンチで準備する大谷翔平選手。
ネクストバッターサークルの大谷選手。
大谷選手のエンゼルスがビジター(先行)で、しかも大谷選手は3番なので、1回の表からいきなり出番が回ってきます。
かつて横浜DNAベイスターズと契約したことのある(試合には出場していない)グリエルJR選手のホームランで、ブルージェイズが先制。
ブルージェイズの先発投手ストローマン選手の調子もよく、今日はブルージェイズの勝ちかなとこの時は思いましたが…
勝ち越しホームランを放ったグッドウィン選手をハイタッチで迎える大谷選手。
ブルージェイズファンのスタンディングオベーションを浴びながら降板するストローマン選手。
7回0/3を無四球で被安打4(うち2本はポテンヒットとボテボテの内野安打)と好投するも、残りの2本がいずれもホームランで、しかも味方が先制した直後のイニングっていう最悪のタイミングで、流れをブルージェイズには持ってこれず…
試合は3-1でエンゼルスの勝利。
チームメイトをハイタッチで迎える大谷選手。
本日のヒーローは同点ホームランのカルフーン選手。
勝ち越しホームランのグッドウィン選手じゃないんだーって思ったけど、先制された直後にすぐホームランを放って流れを渡さなかった影響は確かに大きい。
この日の試合の最終スコア。
メジャーリーグは試合後、観客が撤収するのも早いし、スタッフが撤収作業を始めるのも早い。
まあそれに関しては、サッカー(Jリーグ)も含め日本が遅いだけって意見もごもっともだとは思うけど。
MLBは日本のプロ野球と違い、鳴り物による応援や、応援団による統率ある応援がないため、純粋に”野球観戦”というものを楽しむことができます。
カナダで唯一MLBの球団がある都市トロント。
ぜひトロントへお越しの際は、本場の野球観戦も経験されてはいかがでしょうか。
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