こんにちは、くろです。
今回は、最近話題のガウディとサグラダ・ファミリア展(通称ガウディ展)を紹介させて頂きます!
開催場所
ガウディ展が行われているのは、東京国立近代美術館。世界遺産にも登録されている国立西洋美術館ではないので、その点は注意が必要です。
※ちなみに2023年9月3日までは、国立西洋美術館でもスペイン関係の特別展がやっている(しかもポスターの色合いも似ている)のでご注意下さい。
東京国立近代美術館は、東京メトロ東西線の竹橋駅から徒歩数分。竹橋駅の改札はホームの両端にあるので、中野駅寄りの階段を上がってすぐのところ改札から出るようにしましょう。
開催期間および開館時間と入場料
開催期間:2023年6月13日(火)〜2023年9月10日(日)
休館日:月曜日(除く7月17日)と7月18日(火)
開館時間:10時〜17時(金曜日と土曜日は10時〜20時)
*入館は閉館時間の30分前ですが、充実の内容の為、30分ではとても無理です。大人しく翌日以降に足を運ぶようにしましょう。
入場料:2,200円(大学生は1,200円、高校生は700円)
音声ガイド:650円
※芸術関係に詳しい方でなければ、音声ガイドは借りた方がより楽しめます。また俳優の城田優さんがナビゲートしてくれるので、その点も魅力的です!
世界遺産:アントニ・ガウディの作品群
ガウディとサグラダ・ファミリア展は、この世界遺産をより深く学ぶと言っても過言ではありません。
スペインを代表する観光スポットであるサグラダ・ファミリアもこの世界遺産の構成資産の1つで、ガウディが建築に携わった代表的な建築物です。
※厳密はサグラダ・ファミリア全体ではなく、ガウディが生前に完成させた「生誕のファサード」と「地下聖堂」のみが世界遺産に登録されています。
他の構成資産は以下の通り
カサ・ミラ
グエル公園
グエル邸
カサ・ヴィセンス
カサ・バトリョ
コロニア・グエル聖堂(地下聖堂)
登録基準
ⅰ:人類の創造的資質を示す傑作
ⅱ:ある期間または世界の文化圏内での重要な価値観の交流を示すもの
ⅳ:建築様式、建築技術または科学技術の総合体、もしくは景観の顕著な見本
中の様子
ネタバレになってしまうので詳しくは書きませんが、中の様子はこんな感じです。
※写真撮影可の場所で撮影。一部を除き撮影禁止なのでご注意下さい。
注目の展示会なだけあり、私が訪れたのはごく普通の平日の昼過ぎですがこの混み具合です。音声ガイドを聴きながらで大体2時間〜2時間半くらい見ていたので、お越しになられる際は時間に余裕を持って行かれることをオススメ。サグラダ・ファミリアやグエル公園などは実際に行ったことがある場所なので、その時のことを思い出しながら回ったということもあるかも知れませんが、美術館巡りなどがめちゃくちゃ好きな人間ではありませんので、そのような方が行かれたら、もっと時間はかかるかもしれませんね。
滋賀と愛知でも
映像あり、模型あり、当時の写真や実際にガウディが書いたスケッチありで、本当に魅力的な今回の展示会。一通り鑑賞を得た後、もう一度スペイン、バルセロナ(アントニ・ガウディの作品群がある都市)に行きたいと思うようになりました。また、サグラダ・ファミリアが完成するのが2026年と言われている(本当に間に合う?)ので、その前にもぜひこのような特別展をやってくれる嬉しいですね。
そして、関西圏や中京圏にお住まいな方には朗報です。今回のご紹介させて頂いたガウディとサグラダ・ファミリア展はなんと、滋賀県と愛知県でも開催されるので、わざわざこのために東京まで足を運ぶのは…という方は、両県での開催に行かれることを検討されてみるのもいいかも知れません。
滋賀県
期間:2023年9月30日(土)~12月3日(日)
会場:佐川美術館(守山市)
愛知県
期間:2023年12月19日(火)~2024年3月10日(日)
会場:名古屋市美術館(名古屋市)