こんにちわ
くろです。
トルクメニスタンへ行くにあたり一番面倒なのがビザ問題。
普通に観光ビザを取ろうとするには、トルクメニスタン国内の人からの紹介が必要だったりするので非常に面倒って無理。
まあ面倒とか無理とか言っても日本からツアーに参加すれば、全て旅行会社がやってくれるんで楽勝ですけどね。
でも長期の旅人はそうはいかないので、みんな取るのが『トランジットビザ』と呼ばれるもの。
「観光するんじゃなくて、◯◯へ行くからお宅の国を通らせて下さい。」というビザ。
そんなビザなので当然期間も短く、その期間はたったの5日。
とは言えよほどコアな旅人じゃない限り5日もあれば十分。
だってみんな行くのって地獄の門くらいでしょ。当然僕もね 笑
というわけで、今回は僕が経験したウズベキスタンの首都タシケントでの、トルクメニスタンのトランジットビアの取得方法を共有します。
※ビザ申請日:2017年06月05日
今回登場するスポット。
赤:トルクメニスタン大使館
黄:カラーコピーしてくれるお店
緑:米ドルをキャッシングできる場所
青:オススメのゲストハウス
トランジットビザの申請に必要なもの
ビザの申請に必要なものはこれだけ
・パスポート
・パスポートのカラーコピー
・通過先の国のビザのカラーコピー
・写真(大きさは3×4)2枚
・VISA代55ドル
カラーコピーってどうする?
トルクメニスタンのトランジットビザを入手する上で一番ネックになるのが、パスポートや通過先のビザがカラーでないといけない点。
白黒でokだったらどこの宿でも、無料もしくは格安の値段でやってくれるんですけどね…
というわけで探しました!
お店の名前はPLAYSTAION3。
ネットカフェみたいな雰囲気のお店です。
料金は2枚で1,000スム(約0.125ドル)と格安でした。
USBに入っているデータの印刷も可能なので、アゼルバイジャンのE-VISAもここでカラーコピーできます。
場所は記事上部の地図参照。
タシケントで米ドルを入手できる場所
ウズベキスタンで米ドルを入手できる数少ない場所の一つがGrand Mir Hotel。
※場所は記事上部の地図参照。
使えるのはVISAのみで1回の上限は100ドルですが、何回でも降ろせます。またATM手数料もかかりません。
ウズベキスタンを旅する上で米ドルは必須ですが、それはトルクメニスタンでも同じ。
上述のビザ代の現金55の他、入国する際にも入国税で現金14ドルが必要です。さらに入国後トルクメニスタンの通貨(トルクメニスタンマナト)を入手する際も、ドルからの現金両替が基本。
地方都市へ行くとドルが入手できる場所はさらに限られてくるので、ドルの現金が微妙な際はタシケント滞在中に入手しておくことを強くオススメします!
タシケントのトルクメニスタン大使館情報
・大使館の場所
最寄駅はOybek駅、Ming Urik駅、Kosmonavtlar駅の3つ。どの駅からも歩いて5分くらいです。
・大使館の営業日:月曜日〜木曜日
・大使館の営業時間:9時〜12時
トルクメニスタン大使館は、真っ白い外観が特徴的です。
当日の流れ
ウェイティングリストに名前を書きに行こう
大使館の営業時間は9時からだからって、9時に大使館へ行っては遅いです。遅くても朝7時頃までには一度行くことをおすすめましす。
毎朝6時間から大使館の外のウェイティングリストに名前が書けるので、そこに名前を書きに行きます。
大使館の営業が始まったらここの名前順に数人ずつ呼ばれて、建物の中に入り手続きができます。
ちなみに僕は朝6時半頃に行ったら
月曜日:3番目
水曜日:8番目
でした。一部情報では週明けは混むらしいですが、そんなことは関係なかったです。
名前を書き終えた後は9時まで自由です。
一旦宿に戻るもよし、どこかで朝ごはんを食べるもよしです。
※一旦宿に戻るのであれば、この際に持って行くのはパスポートのみでokです。
9時に大使館へ戻ったら、あとは名前が呼ばれるまで気長に待ちましょう。
大使館が開く時間は表向き9時ですが、実際に開いたのは9時半頃だったり、9時10分頃だったりとマチマチでした 笑
ネーミングリスト記載場所の様子。場所はKosmonavtlar駅寄りの大通りとは反対側です。
申請の手続き
※なお大使館の建物内に入る際、スマホなどの電子機器類はセキュリティーを通ってすぐの大使館敷地内の、野ざらしに近いような場所に置いて入ることになるので不安な人は持って行かない方がいいです。
大使館内に入った後ビザの申請用紙がもらえるので、その場で記入して必要書類と合わせて提出します。
申請用紙の項目は英語の表記もあり、ルートの地名のアルファベットなど、わからないところがあれば大使館の人が丁寧に教えてくれるので心配無用です。
僕はこの後アゼルバイジャンへぬけるので、ルートは『Xiva → Tashauz → Ashgabat → Turkmenbashi → Baku』と書きました。
※地獄の門があるDarvazaは本当に何もない砂漠地帯なので「通りたいんじゃなくて観光したいの?」って思われるため、書かない方が無難です。
また、ビザが欲しい旨のメッセージを大使館の人が用意してくれるので、入国日を確認してサインします。
受け取りは5営業日(金土日を除いた5日後)から受け取れるっぽいですが、大使館の人は、受け取りは10日後とか言ってくるので、日程は余裕をもって考えておいた方がいいです。
おそらく大使館の人が言う受け取り日は、確実に受け取れる日のことだと思われます。実際僕の場合、5日に申請した際、受け取りは15日と言われましたが、14日に行っても問題なく受け取れました。
なお、申請時にパスポートのホールドはありません。
受け取りの手続き
大使館内に入りパスポートを渡すと、ビザができていればその場でパスポートに貼ってくれて、ビザ代55ドルと引き換えにパスポートが返されます。
55ドルに関しては、100ドル紙幣を渡してもちゃんとお釣りがもらえました。
パスポートのホールドが一切なく、申請も受け取りも午前半日で終わり、銀行へ行く手間もないので、噂とはうって違ってはるかに楽な印象でした。
タシケントのおすすめ宿
トルクメニスタンビザを申請する際に特に便利な宿が、サンライズキャラバンゲストハウスです。
何が便利って、
・トルクメニスタン大使館まで徒歩15分くらい
・朝食が7時〜10時
なので朝ウェイティングリストに名前書いて、一度宿に戻ってのんびり朝飯を食う。そして時間になったら大使館に戻るという、トルクメニスタンビザを申請する人のためにあるんじゃないかと思うような宿。
もちろんそれだけでなく、清潔感はすごくあるし、洗濯物を干すところだってある。
WiFiもネット検索程度ならストレスなくできるレベルで、コーヒーと紅茶、サーバー水が飲み放題。
料金もドミトリーが1泊11ドルと悪くない値段なので、ビザを申請しない人にもおすすめできる宿です。
Sunrise Caravan Stay – Boutique Guest House
https://www.booking.com/hotel/uz/sunrise-caravan-stay-boutique-hostel.ja.html
最後まで読んで頂きありがとうございますm(_ _)m
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