こんにちは、くろです。
今回はバギオからマニラへの移動方法を紹介します。
マニラ空港からバギオへはUBE Express + Victory Linerの一択(JoyBusは予約しておいた方が良いため)でしたが、逆に関しては一概にもそうとは言えません。
その為、バギオからマニラへ試しにJoy Busを使い、その比較をしてみました。
安さ重視ならVictory Liner
まず予算重視であればVictory Liner一択です。
フィリピンのATMは1回のキャッシングで手数料として250ペソ(約500円)も取られる為、留学終盤であまりお金を使いたくないって人にもおすすめです。
またVictory Linerは本数が多く(毎時1本くらい)、予約をしなくてもほぼ間違いなく乗れるというのもメリットの一つです。
Victory Linerのバギオのターミナル(マニラ発着便)は、SMモールを基準として、バーナムパーク(Burnhum Park)やJoy Busのターミナルとは逆方向へ行ったところにあります。
※JoyBusのターミナルのターミナルのすぐそばにもVictory Linerのターミナルはありますが、そこからマニラ方面へのバスは出ていないので要注意です。
バギオからマニラ地域圏のパサイ(Pasay)までは496ペソ(約1,000円)、Victory Linerを降りたところからマニラ空港(NAIA)まではUBE Expressで150ペソ(約300円)なので、計646ペソ(約1,300円)で移動可能です。
UBE Expressは第3ターミナルだけでなく、第1ターミナルと第2ターミナルへ行ってくれるのもありがたい点です。
※第1ターミナル及び第2ターミナルへ行くUBE Expressは、24時間運行ではないのでの要注意。
所要時間は途中お手洗い休憩もあったりして、パサイまで7時間〜8時間、パサイからマニラ空港(NAIA)までは20分〜30分って感じです。渋滞にはまらなければもっと早く着きます。
バスの質はJoy Busに比べたら劣りますが、日本の4列シートの大型バスと思えば気にはなりません。WiFiも遅いですが使えます。
マニラ側(Pasay)のターミナルはここ。
Victory Linerで気になる点を上げるとすれば、パサイのターミナルから最寄りのMRTの駅(Taft Avenue駅orEDSA駅)まで10分程度歩く必要があるということです。
バギオに比べ治安面で劣るマニラ、またマニラはバギオに比べるととても暑いです。
そんな中大きな荷物を持って歩くのは嫌という人は、Victory LinerではなくJoyBusの利用をおすすめします。
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楽に移動するならJoy Busがおすすめ
少し楽に移動したい人にはJoy Busがおすすめです。
まずバギオのターミナルの場所がSMモールに近く、事前にバスのチケットを買いに行く際も、週末のショッピングついでに買いに行きやすいです。
そしてバギオからマニラへの移動の手段としてJoy Busを選ぶ一番のメリットは、空港まで直接行けちゃうことです。
Victory Linerだと移動が不要とは言えパサイで乗り換える必要があるので、大きな荷物を持っている時には嬉しい限りです。
※Joy Busが着くのは第3ターミナルのみなので要注意。
第3ターミナルから他のターミナルへは無料のシャトルバスで移動可能ですが、日本の羽田や成田ほど本数は多くないので、第3ターミナル以外の人にとっては一概にもメリットとは言いにくいです。
こちらがJoy Busバギオターミナルのタイムスケジュール。
Victory Linerに比べると本数は劣ります。またバスのグレードが良い分、バス一台当たりの定員は少ないので、Joy Busを使うなら予約は必須です。
予約は2週間前から可能です。Webからもできますが、フィリピンの電話番号が必要だったり、PayPalの事前登録が必要だったりするので、ターミナルで買った方が無難です。
値段はDeluxeが730ペソ(約1,460円)、Premiereが760ペソ(約1,520円)です。
今回は時間的にちょうど良かった7時30分発のDeluxeでマニラへ移動します。
※Joy Busは出発の30分前までにターミナルへ行かないと、キャンセルになることもあるので要注意です。
Deluxeの座席は2+1。僕は1人だったからなのか、1の方になりました。
3列シートなので座席の間隔もVictory Linerより広々しています。
またバスの中にトイレも付いています。(トイレットペーパーはもちろんないです。)
WiFiに関しては繋がりますが、速度に関してはVictory Linerと大差ない印象でした。
出発してすぐにお菓子と水が配られました。
Joy Busはトイレ休憩がない分、マニラまでの所要時間は短いです。
マニラ地域圏に入ってから見事渋滞にはまりましたがそれでも、
Cubaoターミナル(マニラ地域圏の別のターミナル):4時間半程で到着
NAIAT3(マニラ空港第3ターミナル):5時間程で到着
パサイ(Pasay):5時間半程で到着
となりました。
渋滞に関しては特にEDOSAに入ってからが酷かったので、急ぐ必要がある人(除く空港へ行く人)は、パサイからの方が目的地に近くても、クバオ(Cubao)で降りてMTRなどを使った方が早いかと思います。バス代もクバオまでの方が少し安いです。
Joy Busを使うメリットの一つに、パサイのターミナルがMTRの駅(Taft Avenue駅orEDSA駅)にほぼ直結してる点も上げられます。
バギオに比べ治安面で劣るマニラ、またマニラはバギオに比べるととても暑いので、そんな中大きな荷物を持って歩きたくない人にはありがたい限りです。
地図で見ると場所が少し分かりにくいのが難点にもなりそうですが、下記写真のDUNKIN DONUTSとChowKingの間を入って行くとすぐです。
またDUNKIN DONUTSの奥に見えるマクドナルドの看板の前あたりに、MTRの駅へつながる階段があります。
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まとめ
最後に改めて、Victory LinerとJoy Busのメリットを整理しておきます。
Victory Linerのメリット
・値段が安い
・本数が多く、予約なしでもほぼ間違いなく乗れる
・パサイのターミナルにはUBE Expressが乗り入れていて、マニラ空港の各ターミナルへのアクセスは簡単。
・安いからと言って汚いバスではない
Victory Linerのデメリット
・何度かトイレ休憩があり、所要時間は長くなる
・ターミナルの場所がJoy Busと比べると若干不便
Joy Busのメリット
・マニラ空港へ直接行ける。※第3ターミナルのみ
・ターミナルの場所が便利
・所要時間がVictory Linerより短い
・3列シートで快適
・トイレが付いている
Joy Busのデメリット
・値段が高め
・本数が少なく座席数も少ないため、事前の予約が必須
以上、バギオからマニラへの移動、Victory LinerとJoy Busを比較してみた!の回でした。
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